MESSAGE

教育に新聞を...。

NIE(Newspaper in Education=「エヌ・アイ・イー」と読みます)は、学校などで新聞を教材として活用する活動です。1930年代にアメリカで始まり、日本では85年、静岡で開かれた新聞大会で提唱されました。その後、教育界と新聞界が協力し、社会性豊かな青少年の育成や活字文化と民主主義社会の発展などを目的に掲げて、全国で展開しています。

なぜNIEなのか

いま子供たちに求められているのは、地域や社会の中で課題を見つけ、解決のために行動する力を育むことです。膨大な情報が行き交うインターネット社会で、正しい情報を取捨選択し、読み解く情報活用力も必要です。新聞の強みは、事件・事故、政治、経済から文化、スポーツまであらゆる分野の情報が網羅され、その一つ一つの記事が複数の目による厳しいチェックを経て世に出ている、信頼性の高いメディアであることです。新聞を学校や家庭での学習に活用することで、社会への関心を高め、自分ごととして考えを深めることにつながります。学習指導要領の理念に沿った学びであり、主権者教育でもあります。子供たちの学びに、ぜひ新聞を生かしてほしいと思います。

ご存じですか?「新聞を読んでいるご家庭は学力が伸びる」は本当です。

文科省は2018年7月31日、2018年度学力・学習状況調査の結果を発表した。小学6年、中学3年ともに新聞を「ほぼ毎日読んでいる」児童・生徒の成績が、「ほとんどまたは全く読まない」層より最大で13.6ポイント上回った。  小学6年で最も差が大きいのは算数Bで、新聞を「ほぼ毎日」読んでいる児童の平均正答率は62.3%、「週に1~3回」は58.4%、「月に1~3回」は53.2%、「読まない」は48.7%だった。ほぼ毎日読んでいる児童と読まない児童の差は13.6ポイント。理科が最も差が小さく、8.7ポイントだった。中学3年では最大は数学Bで10.7ポイント差、最小は国語Aで5.1ポイント差だ。  「地域や社会で起こっている問題や出来事に関心がありますか」という設問を見ると、小学6年は算数Bで「当てはまる」児童と「当てはまらない」児童に18ポイントも差がついた。国語A、Bは15ポイント以上、算数A、理科でも10ポイント以上の差だ。中学3年も数学Bで14ポイント差。国語B、数学A、理科でも10ポイント以上の差が開いた。社会への幅広い関心と学力の相関関係がうかがえる。

GALLERY

NEWSPAPERS

PROJECT

現在、新聞公正取引協議会兵庫県支部姫路市十日会では、姫路市内の一部小学校・中学校・高校へ「すべての教室へ新聞を」活動を通して、取扱新聞(朝日・神戸・産経・日経・毎日・読売)を提供しております。

現行の学習指導要領では、小中高全ての校種の総則に初めて、情報活用能力の育成のため新聞などの活用を図ることが明記されました。各教科の内容にも、引き続き「新聞」が数多く登場しています。これは新学習指導要領のもとでも、新聞が児童・生徒の学びに大いに資することの証左と言えるでしょう。

SHOP

新聞公正取引協議会兵庫県支部 姫路市十日会「教育に新聞を」推進販売店

◆朝日新聞サービスアンカー姫路 ※日本経済新聞取扱店 〒670-0837 姫路市宮西町3丁目13 ℡.079-282-3000
◆神戸新聞姫路中央販売 ※産経新聞取扱店 〒670-0853 姫路市大黒壱丁町3 ℡.079-223-8513
◆神戸新聞姫路城北販売所 ※産経新聞取扱店 〒670-0871 姫路市伊伝居75-15 ℡.079-223-2792
◆毎日新聞姫路中央販売所 〒670-0965 姫路市東延末4丁目36-2 ℡.079-240-9056
◆読売センター姫路東 ※日本経済新聞取扱店 〒670-0932 姫路市下寺町39 ℡.079-282-6420
◆読売センター姫路 ※日本経済新聞取扱店 〒670-0083 姫路市辻井1丁目765-3 ℡.079-292-1299

PROMOTION OFFICE

姫路地区「教育に新聞を」推進事務局  有限会社アド・クリエイト内

〒670-0937 姫路市元塩町101-605

e-Mail  info@ad-kobe.com